お正月の食べ物といえば、餅ですね~^^
しかし、お餅は太ると言われますが本当なんでしょうか?
なんとなーく、もち米は普通のお米よりカロリーが高そうな気はするんですが…
実は、もち米と白米のカロリーは同じなんだそう。
ただ、これはどちらも生米である場合の話。
炊いて「ごはん」の状態にするとカロリーは異なるようです。
その原因は、ご飯を炊くときの水分の量に違いがでるから。
白米の方がもち米よりも多くの水を吸うので
同じ量でも水分の割合が白米のほうが多くなり
もち米よりもカロリーが低くなるというわけなんですね。
まあ、生米を食べる人なんて普通いないでしょうから(^^;)
「もち米はカロリーが高い」と言われるわけです。
さてさて、
もち米のカロリーがわかったところで、お餅の話。
文部科学省の食品成分データベースによると、
ご飯は炊いた状態で100gあたり168kcal
お餅は100gあたり235kcalとなっています。
これを普段食べる量に換算すると以下のとおり。
- ごはん茶碗一杯分(中盛)=150g 252kcal
- サトウの切り餅1個=50g 116Kcal
お餅を食べる時って何個か食べますよね。
お雑煮然り、鍋に入れるの然り。
そうなると、あの小さめのサトウの切り餅
たった2個でご飯茶碗約一杯分に相当します。
もち米のカロリー云々より、
もちは「食べ過ぎること」に注意したいところですね。。。
おいしいからついつい食べ過ぎてしまうことが
「もちは太る」と言われる要因なのかもしれません。
ちなみに、おにぎり1個=120g 215Kcal
おにぎりも2個ぐらいは食べてしまうと思うんですが、
ダイエット中の私たちはこちらも注意が必要です^^;
おにぎり一個でご飯一膳分あるんだっていうことを
忘れないようにしないといけないですね。。。
ただ餅を食べるだけでは太りません
やっぱり正月太りの原因はお餅?と思ってしまいますが、
実は「お餅だけで太る」ということではないようです。
TV番組「所さんの目がテン!目がテンダイエット研究所」において、
今年の初めにお正月太りの原因は餅なのか?という実験が行われました。
実験内容は、男女6人が3日間、
普段と同じだけの運動をしながら
普段と同じ摂取カロリー分のお餅だけを食べて過ごすというもの。
すべての食材を「もち」という炭水化物に置き換えるので
かなり太るのでは…?と全員が感じた割には
6人の平均体重は予想より少なく、+1.1kgという結果でした。
どうやら、もちだけを食べたところで
急激な体重増加には繋がらないようです。
じゃあ何が正月太りを起こさせているのか?というと…
お餅自体が正月太りの原因ということではなく、
お餅に、お酒や、砂糖の多い甘いおせち料理などを組み合わせることが
太るもととなっているようです。
アルコールとご飯を一緒にとると、
体内では酵素がアルコールを分解にチカラを注いでいる分
食べ物の分解に手が回らなくなって脂肪が蓄積されてしいます。
さらに、寝正月という言葉もあるくらい、お正月は運動不足になりがち。
いろいろな要素が重なって「正月太り」は引き起こされてしまうんです。
お餅は2個でご飯一膳分であることを忘れない
お酒の飲み過ぎに注意すること
運動不足になりすぎないようにすること
この3つを守るだけでも正月太りになるリスクは軽減できるのではないでしょうか。
仕事始めに「太った?」って言われないように、
お正月だからといってゴロゴロしすぎないように
気をつけないといけないですねえ…^^;
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